スタッフブログ

なぜ意見を言えない若者が増えているのか

2023/03/23(木) 社長ブログ日々のこと

いま日本では、自分の意見が言えない若者が増えているそうだ。

 

私はこの原因を「上下関係がなくなってしまったから」だと考えている。世の中がなんでもフラットになっている。上下関係がなくなっている。

 

小学校では先生から「OOさん」とさん付けで呼ばれ、

中学高校では先輩後輩の関係から厳しさがなくなり、

社会人でも上司から厳しくされない。

 

世の中は上下関係をなくそうとしている。上下関係がないとどうなるか。「この人についていこう」という意識がなくなっていく。自分の考えがあやふやになる。

 

わたしは長年「子ども登山教室」の指導者をやっているが、

子どもたちに「おやじのゲンコツをくらったことあるか?」と聞くと、ほとんどの子どもが「ない」と答える。

 

今は法律で親によるしつけのゲンコツさえ禁止されているが、私らが育った時代はおやじのゲンコツなんて当たり前だった。口で言ってもわからないいたずら小僧にはゲンコツ。そんな時代を生き抜いてきた。

 

上下関係を知らないまま育つと、大人になったときに判断を誤ることがある。ときどき、学校の若い先生に「〜だよね」と、敬語を使わない保護者を見かける。

相手を年齢で判断しているのだろうか。常識のある大人なら、年齢ではなく立場で相手を判断するはずだ。こういう光景を目の当たりにすると、とても残念な気持ちになる。そういう親の態度を子どもも見て育つのだ。

 

親、先生、先輩の上下関係がなく、叱られた経験が少ないといい悪いが分からなくなって、自分の意見主張ができなくなる。そして「みんなと違う意見を言うのが恥ずかしいから」と、流されて行ってしまう。子どものころからぬるま湯に浸かっている環境がそうさせてしまうのだ。

 

世界は「自分の意見が言える人」を求めていると言うのに、日本は逆行しているような気がする。

ブログをお読みいただきありがとうございます。フォトギャラリーも是非ご覧ください。

記事一覧

1ページ (全49ページ中)

ページトップへ