スタッフブログ
87歳になった実家の母が、今年7月から週2回デイサービスを利用し始めました。
立ち上がりや衣服着脱動作にだいぶ時間がかかるようになり、足腰も弱まってきた日中独居の母の現状を少しでも好転させたいとの思いから、後ろ向きな母を説得してのスタートでした。
週に1度は母のところにおしゃべりをしに行くようにしている私の最近の楽しみは、デイサービスで作ってきた母の作品を見せてもらうことです。
↑これは先月のデイサービスで書いてきた絵はがきです。メインの文字や絵は講師の先生が書いたもので、そこに好きな文字を筆ペンで書いてみようという取り組みのようで、母は「かわいい秋みつけた」と記し、母の名前の1文字「瑞」を落款印のように先生が記してくれたのだそうです。
とても味のあるかわいい作品を見て、慣れないデイサービスで母なりに一生懸命頑張っている様子が目に浮かび、ちょっとウルウルしてしまいました。
母のところにおしゃべりに行くたび、娘の私にしか言えない愚痴やマイナス思考の話を聞かされてウンザリすることもしばしばですが、父が亡くなって11年、母にはこれからも健康で、元気に長生きしてほしいと願っています。