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近ごろ、孫との関係に悩むじいじばあばが増えているそうだ。そのため、孫育講座を開いている自治体もあるという。孫育て10ヵ条というのが面白いので、それをご紹介したい。https://www.magosodate-nippon.org/10kajo/
「孫は育てる責任がないからかわいいね」
一般的にはこう話す人が多い。でも、これは間違っているのではないだろうか。それでは孫のためにならない。むしろ、わが子と同じようにかわいがり、だめなものはだめと教えてあげる。そんな存在であるべきではないだろうか。
例えば悪いことをして親に注意されている時、じいじやばあばが笑っていたり、いい子いい子してあげていたりしたらどうだろうか。
「親がまちがっている」と勘違いするかもしれず、結果的には孫のためにならない。
自分の子どもを育てる時、理性をもとに怒るし、メリハリつけて接する。そうしてあげるべきだし、それが愛情だ。
「なんでも買ってあげる」
それはある程度はアリだ(笑)飴玉程度なら。
でも、ゲームをいっぱい買ってあげたり、欲しがる物を全部買っていては孫のためにならない。
ある物が欲しくて、何度も比較検討して、長い間どうしても欲しくてやっと手に入れた物は大事にする。でもじいじがポンと買ってあげた物はどうだろう。高価なものでも、物を大事にしないような気がする。
時々、3つも4つも同じ物を持っている人がいる。典型的な「物が大事にできない人」だろう。「ダメなら次」「使わなかったら誰かにあげればいい」「転売すればいい」といういう感覚の人が増えているような気がする。さみしいことだ。
私は子どもの頃から物を大事にするように育った。だから皮の鞄も仕事のペンケースも色が飴色になるまで大事にメンテナンスをして使っている。そうしているうちに、物に愛着が湧くのだ。
ここだけの話、ユニクロで新しいパンツを買ったら、捨てる時にこっそり「ありがとね」と言ってから捨てている。自分のために働いてくれたことへの感謝を込めて。
壊れた物に、もう一度命を吹き込むこともある。
捨てられないバックをカブのサイドバックとして使えるようにした。
物が溢れているこの時代。なんでも新しいものをポンポン買わないで、よーく考えてから買うことが大事だ。
それはつまり、人や情報に流されにくい「自分を持つ」という人間を育てることにつながるのではないだろうか。
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