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夏に妻と友人とでアメリカのイエローストーンを旅した。アメリカに友人がいるので、コロナ前は時々訪れていたが、久しぶりのアメリカ旅となった。
今回の目的地はイエローストーン国立公園だ。現地で友人と待ち合わせてレンタカーを借り、自分たちで運転して広大なアメリカの大自然を回ることにした。
まず向かったのはソルトレイクだ。２００２年に冬季オリンピックが開催されたことで知られている街だ。ソルトレイクシティから車で１時間半走ったところに、ボンネビル・ソルトフラッツ（塩平原）がある。そこは雨の多い３〜５月以外は大抵カラカラに乾いている。さすがアメリカ。とにかく広い。見渡す限り白・白・白！の景色だ。空も広い。強い日差しが白い地面に反射していた。眩しくてサングラスを持参しなかったことを後悔するほどだった。塩ががちがちに固まっていて、車も走っていた。
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そこから５時間くらい車を走らせると、イエローストーン国立公園に着く。ロッキー山脈の中にあるイエローストーンの熱水泉の色は、黄、緑、青、オレンジ、金、赤、茶の7色ある。鮮やかな色彩は、バクテリアによるもの。四国と同じ面積のイエローストーンで見られる熱水活動は、１万箇所以上に上るそうだ。勢いよく噴き上げる間欠泉も大迫力だった。
ツアーではなく個人旅行のレンタカーで回ったので、好きなペースで回れたことがよかった。広大な国立公園を３日間かけて回ったが、それでも全て回ることはできなかった。途中、野生のアメリカバイソンも見かけた。熊もいた。人間が大自然の中にお邪魔している。そんな感覚になった。
アメリカの物価は高いと聞いていたが、だいたい日本の２倍だった。ラーメンは１杯２０００円。ランチはマクドナルドで１５ドル。コンビニで買うハンバーガーは６ドル。日本と比べると高いのだが、現地の人たちはその分収入も上がっているので高く感じてはいないようだった。この３０年の間に倍近く年収が上がっているそうだ。
大自然とフレンドリーな人たちに囲まれたアメリカ旅行。自由で開放的なアメリカの気候風土や文化はとても肌に合う。最高の思い出になった。
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