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最近気になるニュース〜消費税を考える〜

2024/03/14(木) 社長ブログ日々のこと

2023年の1年をあらわす漢字は「税」だった。物価高と経済低迷でなかなか厳しい年だった。

 

私が常々考えている経済のカンフル剤は、消費税を5%に引き下げることだと思う。確かに引き下げた分の税収は減る。しかしその方が日本経済はよっぽど活性化するだろう。他国は消費税を上げたり下げたりして調整しているが、日本はなかなか思い切った経済政策に踏み込めないでいる。

 

そもそも消費税を導入したときは景気がよい時だった。1989年、3%からスタートした。それは正解だった。

 

でもこれだけ景気が悪い時は、消費税を引き下げるべきだ。今は10%で定着してしまっているが、そもそもの物価が上がっているのだ。消費が活発だから物価が上がっているのではない。原料が上がっているから、円安だから仕方なく物価が上がっている。消費は全然上がっていないのだ。

 

こうした背景を冷静に考えると、消費税の引き下げと燃料の確保(原発の再稼働)の2つがカンフル剤ではないだろうか。原発再稼働についてはさまざまな意見があるが、ドイツ、フィンランドが再稼働に乗り出した。フランスは原子炉の新設を急いでいる。ヨーロッパが燃料確保に動き出しているのだ。

 

日本は何をやっているのか。リーダーシップがなく、いつも後手後手になってしまっている。「家を建てたいのに見通しが立たない」と困っている人もたくさんいる。とにかく所得が上がらないとどうにもならないのだ。アメリカは物価高でも所得が倍増している。賃金が30年上がっていない先進国は日本くらいではないだろうか。今年こそ上向きになってほしいと新年早々祈るばかりである。

 

 

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