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五感が使えないリモート会議

2020/09/03(木) 社長ブログ日々のこと

 私は常々、何事に対しても自分の意見を持っているか、持っていないかが重要だと考えてきた。今、コロナの影響で新しい時代を迎えようとしている。これからの時代は、さらに「自分を持つ」ということが求められるのではないだろうか。

 

例えば「○○(例えば社会問題)についてどう思う?」と聞かれた時、ポンと答えが出せるか出せないか。人の言葉に同調して流されていてばかりでは、これからの世の中では活躍できないだろう。

 

今、リモート会議が私の周辺でも増えている。実際に会って話しているのなら、見ている景色も聞いている音も、感じる温度も外の天気も同じ。かいでいる匂いも同じだ。そこから会話が弾むこともある。しかし、リモートではそうはいかない。大袈裟に相槌を打たないと、聞こえているのか不安になる。だから自分の意見を持たず同調してばかりの人とリモートで会話をしていると、一方通行に拍車がかかってしまう。その人との関係性によって、リモートの向き不向きがあるのかもしれない。

 

私の仲間が以前からの取引先である中国のお客さんとリモートで会話したそうだが、いつも以上に会話がはずます、商談も余計に時間がかかったと言っていた。

 

改めて、実際に会って話すことの重要性を感じる。会う、ということは五感をフルに活用させたコミュニケーションだと気付く。会って話すという当たり前のことが、当たり前にできる日が1日でも早く戻ることを願う。

 

 

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