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経済を止めてはいけない…コロナ報道で思うこと

2021/04/22(木) 社長ブログ日々のこと

コロナをめぐる報道に、正直言って呆れ果てている。なぜ事実を事実として報道しないのか。Go toトラベルキャンペーンで感染が増えたと扇動し、Go to中止に世論を持っていく。そしていざ中止になったら「旅館や飲食店がかわいそう」と扇動する。報道機関としての信念のなさに言葉が出ない。

                   

テレビ報道はあてにならないので、私は積極的にネットニュースを読むようにしている。ネットには詳しいデータも載っている。この1年間の死亡者数を調べた。すると2020中の死亡者数は例年より少ない。毎年多くの死亡者を出すインフルエンザの患者数が極端に少ない。それに代わってコロナ患者が出ているが、全体の死亡者は減っているのだ。

 

私は真実に対して興味があるので、情報は選んで読み込んでいく。「指定感染症2類のコロナを5類に下げるべきだ」と主張する専門家は多い。大学の教授や専門職の人たちがさまざまな記事を出している。ところが、それらはテレビや新聞には載らない。不思議で仕方ない。本当のことが表に出せないのだ。

 

テレビや新聞は的外れな扇動ばかりしている。誰が悪いのか“悪党”を探し、何でも政府のせいにする。今、議論すべき問題の本質はそこにあるのだろうかと思ってしまう。

 

そして、コロナが少し落ち着いてきてネタがなくなると、今度は五輪組織委の前森会長を叩き始め、辞任に追い込んだ。前森会長の発言を叩くことは問題のすり替えであり、大切な「根拠」がぼやけている。

 

コロナは特殊な問題だ。国民の温度差が大きいからだ。コロナをめぐる社会問題に興味がない人は、順調に飯が食えている、またはコロナ特需で儲かっているということ。反対に飲食業や旅館業、サービス業は残酷なほど影響を受けている。

 

国内では11年ぶりに自殺者が増えたという。前年より885人増えた。特に女性の自殺が増えたそうだ。コロナの感染で亡くなる確率が低い若い人たちが、自殺で命を落としているという皮肉な現象だ。

 

経済を、止めてはいけないのだ。

 

 

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