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コロナ騒動から1年以上経ち、とても気になるのが新聞テレビ報道とネットニュース(情報)の違いだ。同じテーマを扱っていても、あまりに中身や切り口が違いすぎて、世の中が新聞テレビの情報に翻弄されている現実を思い知る。
そもそも新聞は、権力の監視という役割を担って誕生した歴史がある。だから国や行政に対して批判的な姿勢が目立つ。つまり、批判ありきで記事を発信する。テレビの場合は平等な発信が求められていて、放送法では公平な番組が求められているはずだが、こちらも批判ありきの姿勢が目立つ。私たち視聴者は、もっと中立な「真実」を知りたいのだが、それを見失ってはいないだろうか。
マスコミと野党は一緒になって緊急事態宣言の発令を訴え、いざ発令されたら「飲食店がかわいそうだ」という主旨の報道を始めた。その時のネタで騒ぎ立てるので筋が通っておらず、視聴者を惑わせる。受け取るだけの視聴者は、こういった情報にすぐ感情が流されてしまうのだ。
コロナをめぐる報道に関しては、感染者の数をひたすら伝える報道にもうんざりしている。
どこかの県で1人コロナが出ただの、東京では何人だの、前の週の同じ日より何人増えただの・・・。そのことを毎日報道する必要はあるのだろうか。インフルエンザの死者数が毎日報道された年はあっただろうか。感染者がゼロになんてなりっこない。ウイルスとはどういうものかがわかっていれば、それが不可能であることは誰にでも分かる。
コロナにかかった人は周りにどれだけいるだろうか。一昨年インフルエンザにかかった人の方が、周りでは多かったのではないだろうか。
とにかくマスコミは冷静でいるようで冷静さに欠いていて、偏った報道ばかりする。
情報に惑わされないよう、インターネットに出ている感染の専門家が発信する情報を自分で探し、真実を知ることを心がけていきたい。