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今でも背筋が伸びる野球部時代のエースの先輩

2019/09/27(金) 日々のこと社長ブログ

今年も高校野球は熱かった。静岡県代表の静岡高校は残念ながら一回戦で散ってしまったが、球児たちが甲子園の土を拾う後ろ姿にはいつも胸が熱くなる。

私自身、野球に全てを捧げる高校時代を過ごした。中学の時からキャッチャーで、地区大会で優勝し、島田工業高校(建築科)の野球部に進んだ。当時の恩師や仲間とは、今も繋がっている。監督のお宅を作らせていただいたこともある。

つい最近、当時カリスマ的存在だった2つ上のエースの先輩にお会いする機会があった。当時は近付けないほど雲の上の上の上の存在だった。

私はキャッチャーとして入部。3年生エースのブルペンキャッチャーが私の毎日の仕事だった。上手に取らないと「パン」とミットからいい音が出ない。毎日200〜300球は受けていただろうか。人差し指が潰れてくるほどだった。今も血行障害は残っていて、左手の人差し指だけ冷たい。

3年前、そのカリスマの先輩から連絡があり、酒を酌み交わした。この夏にも2人で飲みに行った。サシで飲ませてもらうなんて、夢みたいにありがたいことだ。当時の話に花を咲かせたり、先輩のその後の大学野球について聞かせてもらったり。贅沢な時間だった。

どんなに歳を重ねても、先輩の前では背筋が伸びるものだ。

最近は上下関係のかけらも分からず、年上や先輩、親を敬うことを全く分かっていない人が増えているように感じる。

野球は「尊敬」や「感謝」に対して厳しいスポーツだ。審判という立場へもリスペクトが必要なのだが、プロ野球でも問題ある選手を時々見かける。審判に対して意義を伝えるのは問題ないが、その態度が問題だ。プロにも関わらず、だ。テレビの向こうには、その選手に憧れる子どもたちが全国にいることを、忘れないでもらいたい。

当時、直立不動だったエースの先輩と、今年中に山登りに行こうという話になった。いい緊張感のある山登りになりそうで、今から楽しみにしている。

 

ブログをお読みいただきありがとうございます。フォトギャラリーも是非ご覧ください。

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