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ネパールで感じた地球規模の温暖化

2020/08/20(木) 社長ブログ日々のこと

 年々暑さや気候変動がおかしいと認めざるを得ない。「異常気象」とはいうものの、もはや「異常」ではなくなって来てしまっている。記録的な突風、大規模水害、記録的豪雨、台風の大型化・・・こうした地球規模の温暖化をどう考えるか。7月からレジ袋が有料化したが、そんな些細なことでも、自分たちが次世代のためできることを積み重ねていかなければならないのだろう。

 

国土の半分以上が永久凍土を占めるロシアで、永久凍土の融解が深刻化している。そのことが影響し、燃料も流出してしまった。私が30年近く通っているネパールでは、雨季がずれ込んだ。以前より1ヶ月近く遅れている。従来、6月〜9月の終わりが雨季だったが、今は9月の終わりは雨季の真っ只中で、10月20日頃から天候が安定する。

 

 

 

ネパールで最も懸念されるのはエベレストの麓にあるイムジャ湖。以前、地元のシェルパたちは「決壊するわけない」と言っていたのに、数年前から心配するようになった。エメラルド色の大変美しい湖だが、1980年代と比べて大きさが3倍以上に拡大した。決壊に対する人々の不安が高まり、排水路が建設され最大の心配は軽減された。だがヒマラヤ周辺では湖がたくさん生まれていて、同様の懸念は続くだろう。

 

マイバッグや紙ストローなど、温暖化防止の観点からの「新しい生活様式」も増えた。トレーや過剰包装など、日本人が“自粛”すべき点はいくつもある。#stay homeの次は#keep earth だ。

 

 

ブログをお読みいただきありがとうございます。フォトギャラリーも是非ご覧ください。

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