子どもがのびのび育つ家

子育てするならマンション?それとも一軒家?とても難しい選択です。悩んでいる子育て家庭も多いと思います。住まいによって子どもの育ちは違ってくるでしょうか。もちろん、それぞれにメリット・デメリットはあります。ですが、子どもの「育ち」に焦点をあてたとき、圧倒的にメリットが多いのが一軒家です。上下左右が隣接しているマンションに住んでいると、子どもたちに「だめ」という機会が自ずと増えてしまいます。「ジャンプしてはだめ」「大きな声で歌ってはだめ」「家で追いかけっこをしてはだめ」・・・。こうして子ども時代に自由に体を動かせずガマンが多い環境で育つと、運動だけでなくさまざまなところに影響が及ぶという話もあります。実際に学校の体力テストのジャンプ力に影響が出ているそうです。それだけ住環境は子どもたちの成長に大きく関わってきます。

 

これだけではありません。子ども部屋にしか子どもの居場所がない環境もよくありません。子どもたちがリビングでのびのびくつろげる、リビングで遊べる、勉強ができることも家づくりにとって大切な要素となります。

リビングが狭いと、「おもちゃは子ども部屋で広げてほしい」「リビングで勉強するのはやめてほしい」と思うかもしれません。そうならないためには、ある程度の広さが必要になってきます。狭くて低い天井のリビングで暮らしていると、子どもだけでなく大人もストレスフルに感じてしまいます。理想の家づくりはリビングに家族が自然と集う家です。リビングテーブルで子どもがお絵描きをしている。テレビの前で子どもがブロック遊びをしている。そんな環境が理想です。こうした環境で子どもが育つと、お父さんがお酒を飲みながらテレビを見ているそばで、子どもがテスト勉強をする。そんな日常の光景が成り立っていきます。

 

大らかな環境は、心も豊かにします。長年家づくりをしてきた経験から言えることは、体積が大きい空間は大らかな気持ちを導き出します。空間に余裕があることが、心にも影響をもたらすのです。広い面積が取れない場合は、天井を高くして空間を広げる工夫ができます。

代表の辻が子育て家庭に伝えたいことは、「リビングで勉強したがっている子どもに『子ども部屋で勉強しなさい』と言わないで」ということです。リビングは家の中で公の場所。テレビも見るし、食事もするし、勉強もする。誰がどこにいても苦にならない空間でないといけません。「部屋へ行きなさい」と言われた子どもは、追い出されたような気持ちになってしまいます。

 

子育て環境として一軒家かマンション暮らしか迷っているなら、ぜひご相談ください。

 

 

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