プライベートなアウトドア空間のある家

戸建ての魅力といえば、「外とのつながり」です。夏はプールにBBQ、花火と庭やウッドデッキが活躍する機会も多い季節ですね。

 

こうしたアウトドア空間をオープンにするのもいいですが、多くの人は庭も家と同様に「プライベート空間」であることを望みます。アメリカの住宅には「バックヤード」と呼ばれる裏庭が玄関の反対側にあり、ここはしっかり塀で囲っていることが多く、理想的なプライベートなエリアです。対する日本の敷地は狭いところが多いため、なかなかバックヤードは十分にとれません。

 

ではどうやったらプライベートなアウトドア空間が作れるか。

そこが設計士の腕の見せどころです!

 

まず、どうやって人の目を止めるかが重要です。

道路から丸見えの庭でBBQをやっていると、どうしても通行人は目を奪われてしまいます。「覗いてやろう」という気持ちがなくても、なんとなく見てしまうものです。

 

そうならないために、フェンスや植栽の組み合わせで、家の前の道を通る人たちの目を逸らすことができます。

 

 

辻工務店の場合は、設計者が実際に現場の敷地に足を運び、住まい手の声を直接聞いて、家だけでなく庭や駐車場、道路、近隣の住宅などトータルで考慮し、家づくりのイメージを膨らませます。その中で、プライベートなアウトドア空間を作っていくのです。

 

家づくりには、パブリックとプライベートのバランスが大切です。

 

というのも、プライベートを重視するあまり、高い塀で囲ってしまったり、重厚な門を取り付けたりしてしまうと、閉鎖的なイメージを与えて地域に溶け込みにくくなってしまいます。

 

それだけではありません。「人目がなさすぎる家」は、泥棒の格好の餌食になってしまいます。

 

プライベート性と地域とのつながり、そして防犯。マイホームのアウトドア空間にはさまざまな配慮が必要なのです。

 

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