設計のお話
温故知新!「田の字」の部屋づくりが育んだ日本の家族の絆
古くから伝わる日本の家は、家族の絆を育む設計になっています。辻工務店の家づくりは、昔ながらの日本の暮らしのよいところを取り込み、技術革新で得た耐震強化などと合わせて、時代や地域に合った日本の暮らしに馴染む家づくりを目指しています。まさに「温故知新」の家づくりです。
「田の字」で家族の絆
昔の家づくりは「四六の田の字(しろくのたのじ)」と呼ばれ、4間6間の部屋を田の字型に仕切っていました。現代風に言えば「廊下がない無駄のない家」です。実に効率的な設計ですね。
辻工務店の家づくりの基本はここにあります。
一人一部屋の個室、個室、個室・・・という家づくりでは、家族の声が届かず、団らん時間が少なくなり、子どもの成長が違う方向へいってしまいがちです。
昔の日本の家の原点には、家族、ご近所といった人と人とのつながりを生む配慮が自然となされてきたのです。
「おーい」と子どもを呼んだ時、子どもの気配感じられる家、「こんにちはー」と誰かが来た時、話す場所がある家が理想です。
プライベート空間も維持しつつ、人と人のつながりを助け、耐震性にも優れている。そんな現代版日本の家づくりを辻工務店は目指しています。
辻が設計した平屋建ての「ジョージタウンStyle」にも、まさに「田の字」の考え方が反映されています。家族が近くに感じる家は、子育て核家族世代にとっても、夫婦2人暮らしのシニア世代にとっても大切なことですね。
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