デジタルデトックスを意識した家づくり

「デジタルデトックス」という言葉を聞いたことがありますか。Wi-Fi、スマホ、タブレットパソコン・・・私たちは起きてから寝るまでデジタルに囲まれています。デジタル機器から距離を置き、リラックスすることを「デジタルデトックス」と言います。今、その時間を求める人たちが、若い世代を中心に広がってきています。キャンプブームもその一つですね。その流れはマイホームづくりでも同様です。「わが家にいる時くらいデジタルから離れてくつろぎたい」と、デジタルデトックスを意識したマイホームづくりが、じわじわと広がってきています。注目が集まっている自然を感じる家、のびのび体を動かせる家、団らんできる家は、創業以来、辻工務店が大切にしている家づくりのコンセプトです。

 

では自然と調和する家、子どもがのびのび育つ家とは、具体的にどんな家でしょうか。

 

  • 自然素材

例えば家の中に無垢の木を使い、自然素材の漆喰や珪藻土壁の壁を作る。それだけでくつろぎ度合いは変わってきます。

 

  • 吹き抜け

子育て世代であれば、吹き抜けもおすすめします。断然、天井は高い方がいいです。開放感が違うからです。設計者である辻が自分の子育てを通して実感しています。

部屋の広さは面積で感じるものではありません。体積で感じます。子どもは狭い秘密基地のような場所も好きですが、ベースとなる空間は広々した方を好みます。

 

  

  • 外とのつながり

外とつながる間取りも重要です。気が向いた時にすぐに外に出られる、自然に触れられる家で育つと、心も豊かになります。「虹!」と子どもが言った時、すぐに裸足でウッドデッキに出て、空を見上げられる環境。こういう暮らしは子どもの感性を育みます。デジタルに頼らず、リアルを体験できるからです。

 

 

近年、デザイン性を重視する家が目立つようになりました。東や南側であっても細いスリットの窓を配置している家もあります。外から見るとシャープでスタイリッシュでかっこよく、一見若者受けするデザインですが、解放的ではありませんね。窓が小さいと風通しも悪くなり、気持ちにも影響を及ぼします。マイホームを建てる時、外観に流されがちですが、実際に生活するとなると、外観を見ながら生活するわけではありません。中にいて居心地がいいかどうかが勝負なのです。

 

 

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