すぐに家を建てたい人必見!「梅雨は避けた方がいい」のウワサは誤り

四季のある日本。1年の間に、気温や湿度は大きく変化します。では家を建てるのに最適な季節はあるのでしょうか。「家を建てるなら冬がいい」「梅雨時は避けた方がいい」というウワサ、耳にしたことはありませんか。

ネットにもそんな書き込みがあるようですが、その答えは・・・

 

Noです。ただし、昔はYesでした。

  

実は昔は「梅雨は外した方がいい」と言われていました。シニア世代の方は、今もそう思っている方が少なくありません。

 

今から30-40年前、「乾燥した木を資材として使う」という認識が薄かったのが原因です。

 

それよりもっと昔の100年くらい前は、時の流れも緩やかで木の特性を熟知した職人も多く乾燥したものを使っていたのですが、30-40年前の当時は社会全体の風潮がとにかく「どんどん建てよう」でしたから、木材の一本一本に時間を費やして乾燥させる余裕もなかったのです。

 

つまり、昔は含水率の高い木材(=水分を多く含んだ木材)を当たり前のように使っていたということです。湿気を含んだ木材は、空気中の水分を吸収してしまいます。そのため梅雨時に家を建てることは、好ましくないとされていました。梅雨を終えて住み始め、夏を迎えて建物の中の温度が上昇し始めると建物の水分が抜け始めます。すると木材が乾燥して木が痩せていきます。すると家がガタガタに・・・。それなら冬に建てれば建築している期間に「湿度下がって水分が飛んでくれる」と考え、「湿度が高い梅雨は避けた方が無難」と言われていたのです。

 

でも今は、一定以上乾燥させた「乾燥木材」が安定的に手に入る時代。年間を通じ安心して建築できる時代になりました。乾燥木材を使用していれば、施工期間が梅雨でも問題ありません。

 

辻工務店では乾燥木材を使用することをモットーとしています。

産地はあえて四国や和歌山、岡山など林業が盛んな地域の国産木材を選んでいます。これらの地域は、木材を乾燥させるための設備に対し、国が補助を出しており、安定した乾燥木材を提供しているからです。

 

代表の辻は大工出身の設計者ですので、木材はこだわりを持って選び抜いたものを使用しています。

 

温もりいっぱいの木の家。国産木材を使用した木の家をお考えの方、お気軽にご相談ください。

 

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