気候変動と住まいの話【Q&A集】

近年の気候変動により、急な大雨や豪雨、猛暑が珍しいニュースではなくなってきました。これまでの常識が通用しなくなった今、天候に合わせて住まいについても考えた方がよさそうです。「突風・猛暑・豪雨✖︎家づくり」の問題をQ&Aでお答えします。

 

  • 屋根

Q静岡県内も強風や竜巻が増えていますが、災害に弱い屋根はありますか?

A瓦です。以前は耐久性の高い瓦を屋根材として

多く使っていましたが、この10数年で静岡県内

でも突風や竜巻が起こるようになりました。

瓦は1枚1枚が重いですから、勢いよく飛んで

しまうと誰かをけがさせてしまう可能性がありますし、

近隣の家や車に穴を開けてしまう可能性もあります。

そのため、辻工務店では積極的には瓦を推奨していません。

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Q暑い季節は窓が大きいほど涼しい?

Aそうとも言い切れません。確かに風がある時に

大きな窓を開ければ涼しいですが、ガラス面積が

大きければ大きいほど熱損失は大きくなります。

壁の方が断熱効果は高いので、夏は涼しさを、

冬は暖かさを保ちやすくなります。ただ、最近は

極端に小さな窓や窓の少ない家が流行っていますが、

それはあまりおすすめしません。外の景色が見える

部屋とそうでない部屋は気分が違ってきます。

住まい手の快適さや周囲の環境を考えて窓の大きさを

決めたいですね。大きい窓ガラスをご希望の場合は、

断熱効果の高い3重ガラスがおすすめです。

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  • 庇(ひさし)

Q留守にすることが多いので、急な雨でも洗濯物が濡れないようにしたいです。庇が大きければいいですか?

 A最近はスコールのような急な大雨、暴風雨、

台風も増えています。こうなると、庇が深い

ベランダであろうが関係ありません。雨は

入るときは入る。これが現実です。雨が入って

くること前提で下地を作っています。

今後温暖化が進むにつれ、雨量も益々増えると

予想されています。なので賢く乾燥機を使い、

ベランダの雨を防ぐためという意味では

庇に期待しない方がよいでしょう。

 

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