設計のお話
親子で楽チン!“置くだけ収納”でランドセルの片付けが習慣に
あちこちで新入生や新入社員を見かける季節がやって来ました。昔と違って小学生のランドセルもカラフルになり、見ていて楽しくなりますね。
小学生のママさんたちからよく相談されるのが「ランドセルを片付けてくれない」「うちの子はだらしなくて」というお悩み。実はこれ、家づくりと関係しているケースが多いんです。
一番の問題は収納場所です。子どもは正直です。いくら収納がたくさんあっても、子どもは「使いやすさ」を重視します。ここが片付けが習慣になるかどうかのポイントです!
でも・・・自分が子どもの頃はランドセルなんて玄関にほったらかして、元気よく外へ遊びに行っていたような・・・。そんな子どもらしい姿もいいですよね!いつの時代も、子どもはのびのび育つことが大事ではないでしょうか。
「これ片づけて」「すぐ片付けて」「終わったら片付けなさい」「散らかるからその遊びはしないで」と四六時中、親が声をかけて育てると、神経質な人間になってしまうというのが代表の辻の持論です。できればもっと子どもにはのびのびさせてあげてほしいな、と思います。
とはいえママ目線で見ると「帰ったらランドセルくらいすぐに片付けて・・・」と思いますよね。一番手軽な方法はランドセルをリビングの一角に置く「置くだけ収納」の定位置を作ってあげることです。こうすればお片付けのハードルが下がって習慣になります。
また、リビングの隣の部屋を収納部屋にするのもいいですね。ランドセルや制服、普段着もそこに集約すると子どもの動線を考えた環境になります。シューズクロークを広めに作って一時的なランドセル置き場にするのもおすすめです。
ぜひ子ども目線で収納のあり方を考えてみてください。
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