設計のお話
料理がしやすい台所とは?①お料理上手さんのための3つの理想
1日のうち、何時間台所で過ごしますか。
準備や後片付け、調理時間も含めると、4時間近くを過ごしていませんか。
だからこそ台所は居心地のいい場所にしたいですよね。まるで秘密基地ように!
かたちや高さ、色、引き出し、棚・・・
せっかく作るなら、納得のいくキッチンにしませんか。
今や定番になっているカウンターキッチン、 スタイリッシュなアイランドキッチン、 海外のようなL字型キッチン・・・ |
など、色々な種類があって迷ってしまいますが、「メインで使う人が料理がしやすい台所」というのが、一番のポイントです。
そこでテレビ番組でも“料理好き”として知られる辻工務店の代表の辻が、理想の台所について語ります!
~料理好きが考えるキッチンの3つの理想~
その1 調理器はガス
ガスの魅力は鉄鍋が振れること。それが中華料理の醍醐味です。強火で一気にささっと炒めると、チャーハンもパラパラになります。時間勝負!IHだとどうもさみしい感じがします・・・。(辻の感想)
その2 水洗い場が2カ所ある
厨房のように、洗い場と作る場所が2カ所あるのが理想です。効率よく清潔に調理がきでます。
その3 盛り付けのための場所がある
材料を切ったり並べたりする調理場が、盛り付け場を兼ねることがほとんどです。「盛り付けだけの場所なんてぜいたく」と思われるかもしれませんが、これがあると便利なんです!例えばお弁当作り。2段のお弁当を3人分ならべると、かなりのスペースが必要になります。厨房のように盛り付けるスペースがあると作業もスムーズです。動線を考えると後ろが理想です。
いかがでしたか。間取りを考える時、思い切って台所のスペースを広くとるのもいいかもしれません。
辻工務店では洋食店や和食店の設計も手掛けており、厨房の設計は得意中の得意。
料理人の体型や動き、器具の大きさを確認して、ムダのない空間に仕上げます。
そう、料理人の体型はキッチンを作るうえで重要なポイントです。その続きはまた次回お届けします!
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