異常気象、大型台風が襲う時代に求められる屋根

 近年、記録的な異常気象が相次いでいます。河川の氾濫や暴風雨、台風・・・竜巻のニュースも増えました。台風が大型化する昨今、屋根材選びの視点も変えていかなければなりません。

 

代表的な屋根の材料は、主に「日本瓦」「カラーベスト」「ガルバリウム鋼板」の3つです。焼き物である日本瓦は重厚感があり、見た目もおしゃれです。退色も少なく、かつては人気ナンバーワンでした。しかし辻工務店では現在、積極的にはおすすめしていません。ここ数年続く突風で、瓦が飛びやすいからです。1枚ごと少しずつ重ねていく屋根瓦は、構造上、風で飛びやすいのです。そこへ風が入ると留め具と釘と共にめくれ上がり、簡単に飛んでしまいます。空から屋根瓦が降ってくることは、恐ろしいことです。ご近所の人が万が一けがでもしてしまうと大変です。ご近所の車を壊してしまうかもしれません。

 

そういうわけで、辻工務店はできるだけ瓦はおすすめせず、カラーベストをおすすめしています。カラーベストは飛躍的に品質が向上しています。以前は数年のうちに退色してしまっていましたが、耐候性のある塗料に改善され、従来の焼き物の瓦と同じくらい色持ちするようになりました。

 

 

 

ガルバリウム鋼板も耐候性と耐久性に優れ、サビにも強いためよく選ばれます。種類が豊富なので、デザイン性で選ばれることも。シャープな印象があります。

 

  

 

 

現在、カラーベストとガルバリウム鋼板は半々くらいの割合で選ばれています。

従来の焼き物瓦もおしゃれなのですが、異常気象と安全性を考慮すると、選択肢はカラーベストかガルバリウム鋼板のどちらかがよさそうです。

 

いつでもお気軽にご相談ください。

 

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