「子ども部屋」のあるべき姿とは?

連休や長期の休みとなると「パパやママのイライラエピソード」がよく話題になりますが、手狭なアパート暮らしと一軒家では、休みの過ごし方が大きく異なります。アパート暮らしはストレスが溜まりやすい環境といえるでしょう。居住スペースが狭いだけでなく、大きな音を立てられない、目の前に庭がないなど、何かと制約の多いアパート暮らし。兄弟げんかが増えたり、ゲーム時間が長くなったりしがちです。一方、一軒家は制約が少なく、子どもたちの健康な心の成長にも大きく関与します。

 

 

 

しかし、いざ子ども部屋の間取りを作ろうとなった時、どう作ったらいいか迷ってしまいますよね。狭くていいのか、広い方がいいのか。エアコンを付けるか、テレビやパソコンが置けるようにするか、はたまた何もない部屋がいいのか。辻工務店でも相談を受けることがよくあります。

 

代表の辻の答えはシンプルです。

 

「子ども部屋をむやみに快適にしない方がいい」

 

小さいうちから快適にしてしまうと、だんだん部屋にこもりがちになり、家族との会話が減っていきます。

 

中学生になる頃からは自分の部屋が必要です。“自分の部屋”といえども、寝床や逃げ場として使用するのであって、勉強はリビングでいいんです。親の目が届いている空間、お母さんがいるところは、子どもが一番落ち着くところだからです。「東大生はリビング学習をしていた人が多い」と言われますが、家族が近くにいる環境で勉強をすることは、子どもに心の安定を与えます。最近ではリビング学習も「リビ学」と呼ばれ定着してきていますので、造作のカウンターデスクの需要も増えています。親の存在が感じられる空間で、勉強できる環境を整えてあげられるといいですね。パソコンは家族共有の場で使えるようにしておくことをおすすめします。

 

辻工務店では「子どもが暮らす環境」について、お客さまと価値観を共有したいと考えています。家づくりは子育てと密接に関係しているからです。お気軽にお問合わせください。

 

 

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