10〜20代のテレビ離れが加速!家族が集うためのテレビの役割

 若い世代のテレビ離れが急加速していますが、皆さんのお宅ではどうでしょうか。テレビ離れと言っても、画面から離れているわけではなく、テレビの代わりに個々のケータイやタブレットで動画や配信番組を見る機会が増えているようです。

 

春先の外出自粛の影響で、テレビ番組を見る時間より無料動画を見る時間がわずかに上回ったという調査結果があります(https://research.impress.co.jp/topics/list/video/608/インプレス総合研究所)。この調査で注目すべき点は、10〜20代の若い男女は、「よく視聴する映像・動画の種類」について「リアルタイムのTV番組」「録画したTV番組」よりYouTubeなどの「動画共有サービス」が上回っている点です。テレビのない生活が、身近に迫ってきていることを表しています。

 

かつて、各家庭には固定電話があり、家庭ごとに新聞を購読していました。ところがケータイの普及は私たちの生活を大きく変えました。固定電話のない家庭も増え、新聞はネットニュースに押され発行部数の減少が止まりません。そして今、テレビの視聴率が低迷しています。電話や新聞が消えていくように、「テレビのない暮らし」を選択する家庭が増えていくかもしれません。

 

 

 

辻工務店では、家族みんなで憩うリビングを大切に考えています。テレビがないとリビングはすっきりしてインテリアの視点から見るとかっこいいですが、家族の輪はどうなるでしょうか。それぞれがリビングでパソコンやタブレットを開き、イヤホンをしてバラバラの動画を視聴していたら・・・。想像してみてください。同じ空間にいるのに、共通の会話がなくなってしまいます。

 

実際にこんなご家庭がありました。おしゃれなインテリアを重視し、家電をできるだけ排除しようとテレビを1階のリビングから2階の寝室へ持っていきました。来客が多い1階はスッキリ。しかし子どもたちは帰宅するとすぐに2階へ上がるようになってしまい、親子の会話が減ったそうです。

 

辻工務店では、「テレビは一家に1台、リビングに!」をご提案しています。この先時代がどんなに流れたとしても、テレビ(映画・動画)はみんなで見よう、とファミリールールを決めてはいかがでしょうか。

辻工務店はこれまでも、これからも、家族みんなで憩う居心地のいいリビングを作っていきます。

 

 

 

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