男の子が憧れる大工さん!大工のあれこれ大百科① 辻工務店 藤枝市・焼津市・島田市 注文住宅

今どきの小学生の憧れの職業を知っていますか。日本FP協会が全国の小学生を対象に実施した「将来なりたい職業」によると、１位は男の子が「サッカー選手・監督など」、女の子が「看護師」なのですが男の子の１０位までをたどっていくと・・・

なんと５位に「建築士」、８位に「大工」と家づくりに関わる職業が２つもランクインしているのです。

これは家づくりを担う会社としては、大変うれしい情報です。４位に「ゲーム製作関連」、６位に「ユーチューバー」がランクインするデジタルな時代で、８位にアナログなものづくりの仕事「大工」とは意外な結果ですよね。（いずれも男の子の結果です。女の子の結果については日本FP協会ホームページをご覧ください。（https://www.jafp.or.jp/personal_finance/yume/syokugyo/）

辻工務店の代表であり設計者である辻秀信は、大工出身です。子どもの頃から、大工は目標でした。新しく始まるシリーズ「大工のあれこれ大百科」では、お子さんと楽しめる「ためになる知識」をご紹介していきたいと思います。

第１回目「畳のヘりはどうしては踏んではいけない？」

みなさん、「畳のへりを踏んではいけない」と言われたことはありませんか。それには理由があります。「へりに使っている家紋を踏むことになるから」などの理由がありますが、元々の理由は「畳のへりは傷みやすいから」です。昔の畳は折り込んでいて、帯のようなへり（縁）が付いてませんでした。そのため、端から傷んでいきました。なので「踏まない」という教えが浸透していったのです。畳の敷き方にもルールがあって、入り口の方向、床の間の方向に畳の目を合わせています。ご自宅に畳の部屋があったら、確認してみてくださいね。