和室は大工職人がつなぐ日本の文化!知られざる「障子」の魅力とは

和室は世界に誇る日本の文化です。大工職人は日本文化継承の担い手でもあります。最近は技を持つ職人が減っていますから、ぜひ次世代に関心を持ってもらいたいものです。

昔ながらの日本の家には、ていねいに暮らすためのヒントが詰まっています。今回は、そんな視点で和室の魅力をみていきたいと思います。

 

障子の魅力

 

木の枠に和紙を貼った障子は、平安時代が発祥と言われています。現代まで利用されているまさに日本が誇る文化です。 断熱性や吸湿性があるだけでなく、人の目を遮り、音を和らげ、直射日光を柔らかい光に変える特徴があり、日本人の感性に寄り添うわが国固有の建具です。

障子には雪見障子、書院障子、柳障子、夏障子などの種類があります。 夏障子は簾(すだれ)がはめ込まれたもので、見た目も風情があっていいですよね。

  

 

和紙の障子を夏に閉め切ると風が通らなくなくて暑い・・・というイメージはありませんか。 実は、風が通る面白い障子があるんです。縦格子を少しずらすと風が通る仕組みになっています。これは昔からある建具で、一年を通して快適に障子を使うことができる優れもの。粋なデザインですよね。

 

設計者でもある辻は、大工時代にいろいろな建物を見て研究し、和室設計の技を磨きました。

和室のある家に憧れる・・・という方、ぜひお気軽にご相談くださいね。

 

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